補酵素の働きや機能とは

人の体というのは常にいろいろな化学反応を行い生きているのです。
この化学反応に必要なものが酵素と呼ばれる触媒分子です。
またその酵素の中にはスムーズに働くためには補酵素と呼ばれる有機化合物を必要とするものがあります。

よく知られた補酵素としてはビタミンB群が挙げられます。
またコエンザイムQ10も補酵素として健康な体づくりをするのに必要なものだと言われています。

例えば、ビタミンB1は糖をエネルギーに変える際に必要な補酵素だと言われています。
ビタミンB1を多く含む食品としては、大豆やにんにく、たらこなどがあります。
レバーや納豆などに多く含まれるビタミンB2は脂肪をエネルギーに変える助けをします。

痩せることに関心のある人はビタミンB3を多く含む食品を積極的に摂り入れて、炭水化物や脂肪の代謝を促しましょう。
代表的なものではアジやサバ、カツオ、マグロなどの魚があります。
同じくカツオやマグロに多く含まれているとされるコエンザイムQ10はエネルギー生成に欠かせないものだと考えられています。

このように酵素の働きを支える補酵素というのは、魚に多く含まれていることが分かります。
食事が欧米化になり、牛肉や豚肉、鶏肉といったものを食べる機会が増えていますが、一度食生活を見直して補酵素をきちんと摂取できているかチェックすることも大切です。